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糸切りはさみのおはなし。

過去、教室で購入された糸切りハサミを持っている生徒さんは
刃の部分に「安来青紙」と掘られていて、
各クラスで「とてもよい鋼ですよ」と話していましたが、

今回注文時、残念なことに指定して買っていた商品の糸切りハサミが
廃盤となっていて、もう購入できなくなっていることがわかりました。

同じ材質(青紙)のハサミを買うには、3~4倍の価格となるそうです。

(安芸青紙のハサミが無くなるわけではなく、
教室で指定して注文していたハサミ商品が廃盤なだけですので、
安芸青紙を使われた糸切りハサミは今後も購入可能です。
年々値上げの傾向があるので、この先また価格が高くなると思います。)

過去、いいハサミの割に安く、品質と価格でみると
とてもお得だと思って注文していたので、本当に残念です。
(刃に関しては購入価格の倍くらいの品質)

教室で買った 持ち手が緑色の青紙と掘られた糸切りハサミを
持っている方は、どうぞ大事に永く使っていってくださいね。

(永く使うために→絶対落とさない！使わない時はすぐにキャップはめる。
　　　　　　　　長期保管時と、長期保管後の使用時は、
　　　　　　　　おすすめしてるオイルをつけやわらかい布でふく。)

ちなみに、

安来鋼(やすきはがね)＝日立金属株式会社の安来工場で生産された鋼

この鋼は、硬度や成分によって青鋼(青紙)、白鋼(白紙)、黄鋼(黄紙)
などに分けられ、青紙が一番高級鋼となり、白鋼よりも価格が高くなります。